エクステリアとしての門扉は、色、素材、デザインも多種多様です。家屋に合った門扉を考えて選ぶことで、自宅のエクステリア性が高まるのはもちろん、街並みを美しくできるメリットもあります。ここでは、おしゃれな門扉の施工事例を紹介していますので、参考になさってください。
ウッディーな雰囲気がレトロでおしゃれな開き門扉。左右非対称な縦格子のデザインがさりげないアクセント。アプローチその他のエクステリアエレメントとの相性も良く、屋外空間にナチュラルに溶け込んでいます。抑え気味なインパクトとエレガントさがかえって好感です。威圧感はありませんが、素朴な安心感があります。
小ぶりの門扉ながら、堂々たる佇まいに存在感があります。演出を支えるのは両脇を支えるレンガの門柱。頼もしい守衛のように両サイドをがっちりガード。〝二人″に負けてはいられないと門扉もアピール全開で、両者が切磋琢磨してますます存在感が高まっていく好循環。眼下の植栽とコラボする絵はおしゃれ度も満点です。
和風クローズ外構の最前線で活躍する縦格子の門扉。派手さを抑えたシックな雰囲気ですが、玄関と同じデザインを採用することで、外観全体の統一感を高めています。建物、門袖、フェンス、カーポートとも調和しており、和風クローズ外構にふさわしい、「個」より「和」を重んじる日本人らしい門扉です。
シルバー系のスタイリッシュなスライド門扉。デザイン性が高いだけでなく、〝ノンレール式"のスライド門扉である点にも注目。レール式とは異なり、軽やか、スムーズに開閉することができ、片手に荷物を持っていても楽々です。
特注のハイセンスな縦格子門扉。インパクト、サイズ感ではシャッターに劣りますが、門柱ゲートをシャッターゲートと一体化させることでデザインを統一。門扉の正面にも注目。壁を配置することで庭部分のプライバシーを確保しました。
おしゃれな門扉をつくるコツは、門扉だけでなく、門扉を含めたエクステリア全体を考慮して最適な商品を選ぶのがポイント。門扉自体は、高さや幅、幅、色、素材、質感など様々な種類がありますが、この際、門扉だけに着目して決定しないことが重要になります。建物、門袖、門柱、外構、カーポート、植栽などエクステリアを構成する様々な要素との調和を考えながら商品を選んだり、デザインを考えたりすることで、周囲と一体感のある真におしゃれな門扉をつくれます。